さて、我が家のスマートホーム化として、次に電動シャッターをスマホならびに、私の釣り車に搭載している例の中華ナビ(Andriodナビ)で開閉できる様にしてみました。業者さんに頼んだら、とてもお金が掛かりそうですが、数千円でIoT化完成です!!凄い世の中になってきたものです。
電動シャッターのIoT化
さて、さっそく導入方法を紹介していきたいと思います。先ずは、現在の電動シャッターの仕組みを理解するところからですね。。。
電動シャッターのリモコンスイッチの配線の理解
私のガレージのシャッターは、三和シャッター製です。IoT化して行く為に先ずは、壁に取り付けられている壁リモコンの仕組みを調べました。壁リモコン自体は、写真の様によく見かけるタイプです。私の壁リモコンは、『開』・『閉』のボタンは、白線がコモンとなっていて、各々がA接点(押したら電気が通る)のスイッチとなっていました。また、『停止』ボタンはB接点(押すと電気が遮断)になっていて、開閉の信号を遮断する仕組みになっています。
よって、A接点を2回路、B接点を1回路制御できるIoTデバイスが有れば、シャッターを制御することが出来ます。今回は、SONOFF製 4CH R3を利用して、IoT化を実現していきます。
恐らく、殆どの電動シャッターの壁リモコンの仕組みは同様と思いますが、皆さんがチャレンジされる際は、実際に事前に確認してくださいませ。
配線計画
壁リモコンの仕組みを理解したら、実際の配線を計画します。今回は、図の様な配線を計画しました。『開』・『閉』の信号は、A接点が並列になる様に、『停止』の信号は壁リモコンと直列になるように配線し、壁リモコンと新しく導入するSONOFF製スマートwifiリレースイッチの両方が使えるようにしました。壁リモコンとの置き換えでも計画することが出来ますので、そこは、お好みで計画されると良いかと思います。
ネットワークへの接続
配線計画が完了したら、実際に配線作業を行う前に、スマートwifiリレースイッチに仮設電源を繋げ、スマートwifiリレースイッチの設定を行います。先ずは、スマホに、SONOFF製スマートwifiリレースイッチを管理できる、eWeLinkアプリをインストールしておきます。次に、スマートwifiリレースイッチの電源を入れ、eWeLinkアプリから、スマートwifiリレースイッチを検出して、自宅のWifiネットワークに参加させます。無事に認識してネットワークにつながると、インターネットを通して、eWeLinkアプリから設定や操作が出来る様になります。
eWeLink-Smart Home
深圳酷宅科技有限公司posted withアプリーチ
SONOFF製スマートwifiリレースイッチの設定
スマートwifiリレースイッチが、ネットワークに繋がったら、スマホのeWeLinkアプリから各種設定をしていきます。様々な設定が有りますが、一番重要なポイントは、"デバイス設定"のメニュー内にある"自動オフ設定"です。これは、ボタンを押す度にONやOFFを継続した状態にするのか、ボタンを押したら設定した一定時間だけONになって自動的にOFFに戻るのかの設定になります。シャッターのリモコン操作操作の場合、後者の設定にする必要があります。私は、1sec(1秒)でOFFに戻る様に設定して使っています。設定では、最短0.5秒まで設定することが出来ます。0.5秒でも大丈夫かと思います。あとは、お好みで名称とかを設定して頂き、設定は完了です。
配線作業
設定が完了したら、仮設電源から外し、配線計画に基づいて、実際の配線作業をしましょう。配線作業が終わったら、配線に間違いが無いかを確認して、シャッター周りの電源ブレーカーを入れてみましょう。
無事に電源が入ったら、壁リモコンとスマートwifiリレースイッチのボタンの両方のボタンを押してみて、想定している動作になっているか確認して完成です!!
- 配線作業をされる際は、必ず、元ブレーカーを落として、電気が来ていないことを確認してから作業して下さい。
- 感電の可能性が有りますので、配線作業される際は、電気工事の資格を持った方に相談し、作業をお願いする様にして下さい。
中華ナビ(Androidナビ)へのアプリインストール
それでは、更に便利に使えるように、中華ナビ(Androidナビ)に、eWeLinkアプリをインストールしてみます。。。
・・・ところが、私のXtrons製 TQ100SIでは、解像度の関係からeWeLinkアプリにログインできないという事態になりました。(^^;)
仕方が無いので、eWeLinkのサービスと連携できる別のアプリを探して入れてみました。私は、『Home Remote』というアプリを入れて、eWelinkのサービスと連携することが出来ました。連携後、Home Remoteアプリから動作確認をして、完成です。実際は、色々なスマートホーム系のアプリと連携できるので、Alexaアプリとかでも連携できますね。。。(^^)v
Home Remote
The Home Remote LLC無料posted withアプリーチ
おまけ
ガレージ照明をスマートwifiリレースイッチに追加
今回利用したスマートwifiリレースイッチは4CH有り、1CH余ったので、ガレージ照明スイッチを追加して、ガレージ照明もIoT化してしまいました。こちらは、ガレージ照明のスイッチから配線を外し、そのまま、CH4の端子に移設してしまいました。もともとあった照明スイッチは利用出来なくなりますが、スマートwifiリレースイッチの本体にボタンが有るので、十分かなと思い、面倒な配線から逃げました。。。(^^;)
まぁ、十分です。帰宅時に、中華ナビからシャッターを開けるのと合わせ、ポチっと照明も点くようになりました!!
ドアセンサをシャッターに取り付け
もう一つおまけに、、、先日、玄関ドアに取り付けたSONOFF製ドアセンサと同じものをシャッターにも取り付けました。これで、お出かけの際、シャッターの『閉』ボタンを押した後、シャッターが完全に閉まったことを確認する前に家から遠ざかっても、アプリ上からシャッターが閉まったことを確認できる様になりました!!
いやぁ、便利な世の中になりましたね。(#^^#)
コメント
コメント一覧 (3件)
はじめまして、今回、こちらのサイトを参考に自宅のシャッターも同じ仕様にしました。
三和シャッターの既存のリモコンも有りますが、待ち時間が煩わしかったり、閉め忘れもあったりとどうにかならないかと検索してました。2万円位する様な物も見つかりましたが、そこまでは、、、
とりあえずswitch botも使いましたが何となくスッキリせず気になってました。
この度、非常に役に立ちました。
セサミ4も導入し、ますますIOT化し便利になりました。
ありがとうございました。
お役に立てて良かったです!!
FishingHours 管理人様
こんにちは!
はじめまして。
三和シャッターをwifiで動作させたいと、色々なサイトを検索していましたら、
こちらのサイトに辿り着きました。
安価でIOT化出来そうなので参考にさせて頂きたいと思います。
以下の件についてご教示頂ければ幸いです。
現在、取付してある有線の壁リモコンの3個のボタンを押す動作をしてくれて、
それぞれオンにするだけの仕様と考えていいのでしょうか?(電気は通電しない)
100v電源は4CHR3を動作させる為だけの電源でしょうか?
であれば100Vは使用しないでDC9-23VのINPUTを使用してもいいのでしょうか?
(事故の事を考えて100V入力はなるべく使いたくない)
お忙しいところ恐縮ですが宜しくお願い致します。