自宅のスマートホーム化を目指して、巷で噂のCANDY HOUSEからリリースされているセサミ3を導入してみました。セサミ3は、今年発売されたスマートロック『セサミ』シリーズの最新型です。小型で、安いというのがとても魅力的でした。最近、APIの公開も始まってきたので、今後、色々と凄いことを考える猛者が出てきそうですね。
ところで、Sesame3の悪いところと言いますか、不足する機能としてドアセンサによるオートロックが有ります。ちょっとした工夫で実現していますので、御紹介していきたいと思います。
先日、セサミ4も発売されましたが、基本的には内部のハードウェア構造が見直されただけで、ソフトウェア動作はセサミ3と同様なので、この記事と同様なオートロックの構築が可能ですね!
セサミ3の良いところと悪いところ
良いところ
- 比較的小型である
- とにかく安い
- 殆どの扉の鍵に対応できる
- iPhone / Androidに対応していて、リモートからの施錠開錠が出来る
- 親や知人などに、アプリで簡単にセサミの鍵をシェアできる
- 新たにNFCタグに対応して、NFCタグにiPhone / AndroidのNFC対応端末を近づけるだけで開錠することができる
- 公式ではない?かもしれないが、Alexaと連携できる
悪いところ
- NFCやフェリカ(Suicaなど)などのRFIDによる施錠開錠ができない(カードリーダーなどが無い)
- ドアセンサのオプションが無い(施錠は手動かタイマーによるオートロックのみ)⇒しかし、解決策有り!!
ドアセンサによるオートロックの実現
ということで、たった2つの悪いところを上記させて頂いた訳ですが、その一つのドアセンサがオプションが無くて、ドアセンサによるオートロックが出来ない件については、解決策が有りますので御紹介していきたいと思います。
構築方法の概要
実現するための構成ですが、私は、下記の様な構成で実現しています。
- セサミ3をWifiモジュールを用いて、自宅のインターネット環境に接続
- SONOFF社製ドアセンサを、自宅のインターネット環境に接続
- 『eWeLink』のアプリをダウンロードしてアカウント登録
- SONOFF社製ドアセンサをeWeLinkに登録
- 『Amazon Alexa』のサービスを利用
- 『Amazon Alexa Echo』シリーズを、自宅のインターネット環境に接続
- 『Amazon Alexa』アプリをダウンロードしてアカウント登録
- 『セサミ』のスキルを有効化
- 『Amazon Alexa』アプリ上の”デバイス”タブから、各デバイスを追加する
- 『Amazon Alexa』アプリ上で、”定型アクション”を設定する
- 実効条件:ドアセンサが”閉じる”
- アクション:Sesame3を”ロック”
上記設定を行うと、ドアが閉じたことをドアセンサが検知すると、Alexaが認識してセサミにロックするアクションが行われます。1~2秒程度で、セサミ3はロックされます。
よって、Alexaが上手く動かない万が一の為に、セサミの標準機能のタイマーによるオートロックも有効にしておくことをお勧めします。私は、一応、万が一の際にも300秒ほどでオートロックする様に設定しています。
また、ドアセンサは、Alexaに対応していれば、同じ様に定型アクションで設定できますので、このちょっと怪しい!?ドアセンサではなく、違う製品でも良いと思います。
- セサミ3は、Amazon Alexa の『セサミ』スキルに対応しています
- SONOFF社製ドアセンサは、eWeLinkのサービスに対応しています。
- eWeLink(SONOFF社ドアセンサ含む)のデバイスは、Amazon Alexaに対応しています。
- ONOFFのドアセンサ(ノーブランド)は、2.4GHz帯のWifiのみの対応です。5GHz帯だと接続できません。
※”アプリでロック解除”の有効化を忘れずに!
コメント
コメント一覧 (2件)
googlehomeで同じことができないでしょうか
残念なことにセサミ4はiftttにも対応しておらず
苦慮しております
現在、Google Homeが手元に無いので、間違っているかもしれませんが、残念ながら、Google Homeだけでは、ドアセンサーをトリガーとしたSesame4とのオートロック連携動作は難しいのではないかと思います。
IFTTT連携やルーティン設定などで出来れば良いのですが、、、難しそうです。
簡単に、低コストにと考えると、、、第二世代のAmazon Echoなどを中古で探されるのも良いかと思います。