今回は、築11年経った自宅屋上の防水塗装のメンテナンス、トップコートの再塗装をDIYでやってみました。築10年が見えてきた2~3年前から、防水塗装のDIYをやろうと考えては、ホームセンターの塗料コーナーを見たり、インターネットで調べたりしていましたが、本業では無い為、何がベストなのか?自分のやろうとしていることは正しいのか?が良く判らず、悩み続けておりました。最終的には、ホームセンターの塗料コーナーで見つけて、良さそうだな!と思った、アトムサポートさんのサポートへ電話して、相談に乗って頂き、作業に踏み切ることが出来ました!!アトムさん、有難う御座いました。
アトム水性防水塗料の選択
まず、最初に書きましたが、サポート窓口の方が、親切で判り易い説明をして頂けたのが、選定した一番のポイントです。私が悩んでいた点ですが、ウチの屋上の、立ち上がり部分は一般的なFRP防水だったのですが、床面がシート系の防水がされていたことです。それに対し、明確なシートの詳細仕様は不明でも、木造住宅で、立ち上がりがFRP仕様で施工されているシート仕様であれば、使われている塗料はFRP防水の際に利用するものと同じなので、問題無くアトムさんの水性防水塗料の利用が出来る!と明言頂けました。また、メンテナンス方法も細かく教えて頂けましたので、今回の塗料でDIYすることを決定しました。
準備
メンテナンス塗装方法が決定しましたので、さっそく準備です。私は、下記の様なものを準備しました。
塗料関係
- 水性防水塗料専用 遮熱トップコート(上塗り)[アトム]
- 遮熱トップコート専用 防滑材[アトム]
- 水性防水塗料(中塗り)[アトム]
- アセトン[ニットク]
工具関係
- デッキブラシ
- ベルトサンダー(大)
- ベルトサンダー(小)
- ウエス
- 養生シート
- 養生テープ
- ペイントローラーセット(大・中・小)
- ローラーバケット
- はけ
- バケツ(小)
- 攪拌棒
- ほうき
- 塵取り
メンテナンス作業
サンダー掛け
それでは、最初の作業、サンダー掛けです。・・・と、サンダー掛けの前に、先ずは、デッキブラシで汚れやコケなどを落としておきます。私は、前の週にブラシ掛けを済ませておきましたので、さっそく作業に入ります。サンダー掛けは、旧塗膜を剥がしつつ、塗膜表面に着いていた油分なども取り除き、新しく塗る塗料の足付けにもなるので、超重要な工程と思います。しかし、想像はしていましたが、結果的に、これが、一番大変な作業でした!!想像はしていたので、電動のベルトサンダーを準備していましたが、それでも筋肉がパンパンになりました。ちなみに、私は、#80のサンダーを利用しました。ちょっと荒いかなとも思いましたが、削れる速度が速くて良かったです。一応、削り過ぎには注意ですね。
皆さんも、行う際は、サンドペーパーではなく、最初から電動ベルトサンダーを準備されることを強くお勧めします。
アセトン拭き
サンダー掛けが終わったら、削粉を、ほうき掛けして取り除いてから、アセトン拭きです。アセトン拭きすることにより、削紛の除去だけでなく、しっかりと油分を飛ばすことが出来るので、面倒臭がらずに、シッカリとやりましょう。
アセトンは、すごく気化し易く火器厳禁です。 タバコを吸いながらの作業などは、絶対にやめましょう!!
中塗り(全3回)
アセトン拭きが終わったら、養生をシッカリと行った後、やっと塗装開始です!!今回のアトムさんの水性防水塗料は、中塗りを全3回行うのが良いとのことです。1回目は、細かい入り組んでいる場所などをしっかり塗装しつつ、全体的には薄めでも大丈夫とのことです。2回目と3回目は、各々2時間程置いた後、シッカリと厚めに塗っていきます。面積に応じた塗料の量を調達していると思いますので、2回目・3回目で使い切る勢いで、それをイメージしながら塗ると、結構厚めに塗ることが出来ると思います。実際には、2回目の塗装で、下地は見えなくなります。3回目を塗ると、かなりの厚みを塗っている感覚が得られるかと思います。上塗り材の方が量が少ないので、防水効果は、この中塗りにかなり掛かっている気がします。キチンと、満遍なく、厚く塗りましょう!!
上塗り[トップコート](全2回)
最終工程の上塗り(トップコート)の工程です。好みによるとは思いますが、防滑剤を混ぜて、仕上げるのが良いと思います。上塗りは、2回工程になりますが、仕上げに影響してきますので、慎重に、シッカリと塗っていきましょう。中塗り材よりは、若干サラッとした塗料になっていて、塗りやすい感じでした。中塗り材ほどでは有りませんが、厚めにシッカリと塗っていきます。1回目を塗り終えて、2時間ほど経ったら、2回目の塗装です。2回目の塗り始めの際には、1回目の塗り残し部分をすべてチェックして、塗り残しを一度全部埋めてから、2回目の塗装に入るのが良いかと思います。2回目もしっかり塗り終えたら、24時間放置すれば完成です。完成したら、養生材を取り除いて、本当の完了です!!
レビュー
・・・滅茶苦茶、疲れました。。。
このあと、小さなベランダとかもやりたいけど、、、気持ちを持ち返すのに、少し時間が掛かりそうです(^^;)
しかしながら、素人DIYでも、出来るもんですね。仕上がりは、多少気になる部分も有るものの、自分で仕上げた満足感はかなりなものですね。とても疲れますが、コストも抑えられるし、初めての体験なので、楽しく行えます。
皆さんも、是非、ベランダ・屋上のトップコートのメンテナンスDIYチャレンジしてみませんか?
今回利用した製品
実際の施工面積を考慮した塗料を選びましょう!
塗料関連
ベルトサンダー
個人的な主観ですが、DIYで、たまにしか利用しない場合は、バッテリー式よりもコード式が良いかと思います。使いたいときに、電源挿せばスグに利用できますし、バッテリー劣化の心配からも解放されます!!
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