とうとう、この地味で面倒臭いカスタムに手を付けました!前席下のデッドニングと断熱です。あまりに面倒な気がしていて、この夏は、一回このまま過ごしてみようかな!?とも思っていたのですが、緊急事態宣言は継続しているし、天候もあまり良くない状況で、あまりにやることが無かったので、手を出すこととしました。いやぁ、結構汗だくになって、想像通り結構大変な作業でした。真夏にやらなくて良かったです。さて、今回の作業を紹介していきたいと思います。
デッドニング+断熱(前席シート下~床面)作業
前席シートの取り外し~マット外し
運転席の外し方
運転席は、説明もいらないかもしれませんが、シートレールでシャーシに固定されています。シートレールは、四隅に固定ボルトが有りますので、この固定ボルトを外せば取り外せるようになります。注意点としては、取り外す際にシート下にシートベルト検知用の配線が接続されているので、このコネクタを忘れずに外しましょう!
助手席+補助席の外し方 ※NV350 キャラバン DX / VX の方要チェック!
NV350 DX/VXの助手席+補助席の外し方については、情報が殆どなく、行き当たりばったりで大変でした。しかし判ってしまえば、簡単でした。まず構造ですが、大きくは、助手席+補助席の座面、助手席背もたれ、補助席背もたれの3つで構成されています。
外す順番ですが、助手席+補助席の座面から外していくことになります。補助席の背もたれと助手席背もたれは、座面を先に外さないと外すことが出来ません。
助手席+補助席の座面の取り外し
- 最初に、補助席前側にあるボルトを1本外します。
- エンジンルームを開けます。
- エンジンカバーパネルの助手席下側に黄色い爪の着いた白い樹脂を見つけます。
- 黄色い爪を外すと、座面を外していくことが出来る様になります。
- 座面の後ろ側は、助手席側と補助席側のいずれも座面下の鉄ステーが引っ掛かる様になっているだけです。
- 座面を前方に引き抜くイメージで取り外すことが出来ます。
補助席背もたれの取り外し
- 背もたれの後ろ側(運転席側)の下面にあるボルト2本を外します。
- 背もたれを前方に少し倒しておきます。
- 背もたれを調整しながら、助手席側をリクライニング用の回転軸から引き抜くと取り外せます。
- ※反対側(助手席側)は、回転軸に背もたれが刺さっているだけです。
助手席背もたれの取り外し
- 最初に、ドア側の下面にあるボルト2本を外します。
- 背もたれを前方に少し倒しておきます。
- 背もたれを調整しながら、センター側をリクライニング用の回転軸から引き抜くと取り外せます。
- ※反対側(センター側)は、回転軸に背もたれが刺さっているだけです。
フェルトカバー類の取り外し
座席が外れてしまえば、あとはフェルトカバー類を外していきます。フェルトカバーカバーを外す前に、フェルトカバーの端が隠れて抑えられてしまっている、センターコンソール下(エアコンパネル下)のカバーや、運転席/助手席のスカッフプレートを外しておきましょう。これらが外れていれば、フェルトカバー類は、基本的にボタンで留まっているだけですので、簡単に外せます。
デッドニング施工
やっと、デッドニング作業が開始できます。デッドニング前には、掃除とパーツクリーナーで脱脂をします。その後は、貼れる場所、貼った効果を確認しながら、ローラー圧着を忘れずに次々に貼っていくだけですね。デッドニングシートをカットするのが少し大変なので、ある程度は、事前準備で適当なサイズにカットしておくと楽だと思います。
断熱施工
最後に断熱処理です。断熱処理は、貼り付け面の凹凸が結構激しいのでちょっと大変でした。また、可動部やボルト穴、フロアマットの固定ボタンの受けなど、貼り付けてはいけない部分も有るので、調整しながらなんとか貼っていきます。断熱マットの繋ぎ目はアルミテープで塞ぐなども有る程度やっておきました。ホント、自己満足の世界ですね。自己満足できるレベルになったら完了です!!あとは、復元して完成です!!断熱材は、今までと同じ7mm厚の断熱マットを利用しましたが、フロアマット復元した際も、殆ど違和感ない感じで取り付けられました。もう少し厚くても大丈夫かもです。
デッドニングと断熱の施工状況
結構、完璧に近付いてきましたね。残すは、荷室壁面のデッドニング+断熱です。それと、、、荷室床面とリアゲート部の断熱をやるかどうか、、、です。
作業後レビュー
結構、大変な作業だったので、作業完了後のエンジン始動はドキドキでした!!キュルキュル~ブーン。。。・・・ん???今までと変化有るかな!?といった感触で、ちょっと焦りました。もっと体感できるのかなぁと期待していたので、エンジン始動でアイドリング的なところだと、そこまでの変化は感じません。ガソリンエンジンだからかもしれません。もしかしたら、ディーゼル車だともう少し体感が有るのかな???純正でフェルトマットの下に結構な量のスポンジが貼られていたりしたので、純正でも意外と吸音していたのかもですね。。。
ちょっと気を取り直して、ドライブしてみます。走り始めると、なんとなく、エンジン音、ロードノイズが多少減った感じを受けます。劇的な変化は無いものの、効果は多少感じますね!う~ん、、、けど、結果もなんだか自己満足の世界ですね。
結果ですが、材料費だけでDIYで行うのであれば、少額ですしお勧めします。但し、効果を考えるとガソリン車の場合、高いお金出して業者様にお願いするほどでは無いかもです。とりあえず、車の構造が判ってくるので作業は楽しいです。ご参考まで。。。
ディーゼル車の場合は、もっと効果が有るのかなぁ。。。。(謎)
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