今回は、面倒臭そうで後回しにしていた天井のデッドニング(制振)と断熱の施工をしていきます。今回のGWは、Covid-19の影響で緊急事態宣言入りしており、引き籠る必要があったので、お出かけの予定も無く、ゆっくりと作業をすることが出来ました。
天井の内張り外し
後方の内張り外し
後方の内張りを外していきます。後方の内張りは、中央の照明とクリップを外していくと、簡単に外れてきます。写真には在りませんが、中央の照明は、蓋を開けるとプラスネジ2本で留まっているので、最初に外しておきます。次に、写真の赤丸部分のクリップを全て外していきます。前方のクリップは、再利用可能なタイプのクリップが使用されていますが、半分以上のクリップは、クリップ写真左側の形状になっており、外す際に壊れやすいクリップとなっています。事前に、予備クリップの準備をしておいたほうが良いでしょう。私は、半分くらいのクリップの再利用ができませんでした。
前方の内張外し
前方の内張りは、前席照明、サンバイザー、Aピラー、Bピラーで留まっています。先ずは、照明を先程と同じ様に外します。次に、サンバイザーを外します。サンバイザーは、運転席側も助手席側もステー側(外側)がトルクスネジ(T20)で留まっています。また、固定側については、樹脂の固定パーツを90度程、手でねじると外れます。あとは、Aピラー、Bピラーを外していきます。Aピラーは外さなくても大丈夫と思いますが、外してしまった方が作業性が良さそうです。面倒臭がらずに外した方が良いでしょう。。。これらを外していくと、内張りが外れてきます!内張りを折り曲げたりしない様、注意しながら車外へ持ち出せば、今回の作業準備が完了です。
デッドニング(制振)施工
それでは、やっと、デッドニングの施工を開始します。・・・とその前に、制振材を貼り付ける部分をパーツクリーナーで脱脂しましょう!忘れがちですが、大事と思います。
今回、制振材は、およそ70mm x 230mmのサイズにカットしたものを用意しておきました。これを効果を確認しつつ、貼り付けていきます。私は十分な制振材が有ったので、もっと多くの面積の貼り付けを行うことも出来ましたが、制振材は結構重たい部材ですので、効果を確認しつつ、最小限に留めておいたほうが良いという考えです。貼り付け自体は、貼り付け箇所も広々しているので、制振材をカットして用意しておけば、かなりスムーズに完了できると思います。制振材を貼り付けると、精悍ですね!!直ぐに隠れてしまいますが。。。(^^;)
断熱施工
次に、断熱施工に入っていきます。今回、私は、厚さ7mmの断熱マット(貼り付けタイプ)を用意していました。この断熱マットは、スポンジ状の素材+アルミシートの鋼製部材なので、スポンジ部分で空気断熱とアルミシート部分で熱反射が期待できます。また、スポンジの貼りになりますので、先程の制振部材に加え、吸音・遮音・防音の効果も期待できます。色々と期待です!!
これを天井の施工スペースの形状に合わせてカットしていき、貼り付けていきます。約1,180mmの長さを複数枚用意して、幅を整えていくのが効率的でした。断熱マットを天井面全体に貼り付けしたら、今回の主な作業は完了です。
ちなみに、不要とは思いましたが、、、今回は時間も有ったので、アルミテープで縁をしっかりと留めるという、かなり丁寧な仕事をしてしまいました。(^_-)-☆
最後に、内張りを外した際の逆の順序で戻していけば作業完了です。戻す作業は、2人いると楽ですね。私は全部ひとり作業だったので、色々と辛かったです。(^^;)
尚、参考までに断熱マットの使用量ですが、天井部分だけなら10m巻で少し余るくらいです。
施工結果のレビュー
施工結果ですが、断熱材の効果が凄そうです。吸音・遮音・防音の効果が有るので、もしかしたらデッドニングとして利用した制振材は不要だったのではないか?とも感じています。それくらい断熱マットによる制振効果を感じました。効果チェックで、天気の良い日に、少し出かけてみましたが、断熱効果はしっかりありました。施工前は、天気の良いときには、天井を触ると暖かかったのですが、それがほぼ無くなりました。真夏にどれだけ効果が有るのか!?期待したいところです。ただ、今回の施工で、普通の車以上の断熱効果はあると思いますので、きっと、バッチリ冷房が効いてくれると、、、期待しています。
尚、作業時間としては、これらの作業で丸一日といったところです。ご参考まで。。。
デッドニングと断熱の施工状況
現在のデッドニングと断熱施工の状況を纏めてみました。う~む。まだまだですね!(◎_◎;)
コメント