タチウオのテンヤ釣りは、2020年、関東でも一気に広まってきました。皆様も、新しくタチウオテンヤを揃え始めていることと思います。しかしながら、タチウオテンヤは、テンヤというだけあって、形状に特徴があり、大きなヘッドの鉛おもり部分と、イワシなどのえさを綺麗に取り付けが出来るような仕組みと合わさった大きな針部分が有り、収納には、ひと工夫必要な状況かと思います。ちょっとしたケースに投げ入れて保管してしまうと、テンヤ同士が絡まったりして、取り出すのに一苦労してしまいます。また、尖った部分も多いので、焦って取り出そうとすると手に刺さっていたい思いをしてしまいます。
私も、なかなか、良い収容方法が思い当たらなかったのですが、そんな、悩みを解消してくれるタチウオテンヤ専用の収容ケースが、既に、メイホウ[MEIHO, 明邦化学工業]さんからリリースされていますので、今回は、メイホウから発売されているタチウオテンヤケースLのレビューをしていきます。
1.メーカー仕様
- 外形サイズ
- 250 x 190 x60 [mm]
- 素材
- 本体:ポリプロピレン
- 中トレイ:ABS
2.外観・内観
本体は、プラスチック(ポリプロピレン)で、 ホワイト一色のみのラインナップです。何色かの展開があると好みによる選択や収容物毎の色分け管理などが出来ていくので、今後に期待です。尚、蓋の留め具は、ダークブルー(濃紺)です。
蓋を開けると、ブラックのタチウオテンヤ専用の間仕切りパーツ(中トレー)が目を引きます。この中トレーは、各社からリリースされている様々な形状のタチウオテンヤに対応できるように、かなり凝った作りになっており、汎用性が高そうです。8個のテンヤを互い違いに収納できる作りになっています。また、この中トレーの間仕切りパーツは、タチウオテンヤを収納したままでも、そのまま簡単に取り外すことが可能になっています。釣行後に、中トレーごと取り外して、洗って乾かしてから、また収納するなどが簡単に出来そうで、よく考えられているなという印象です。
3.中トレー(間仕切りパーツ)
中トレーを詳細にチェックしていきたいと思います。各写真は、クリックして拡大画像を確認できます。
底面には、小さな穴が開いていて、テンヤごと水洗いが出来そうです。
中トレーの間仕切り関連についての各部寸法をチェックしてみました。メジャーでの確認なので、おおよその寸法ですが、W34 x D57 x H46 [mm] までのヘッドで、全長167[mm]までのテンヤであれば、確実な収納が出来ます。それ以上のサイズのテンヤだとしても、隣接するテンヤとの干渉などを確認しながら、もう少し大きなヘッドのテンヤでも格納可能です。各種寸法を参考に、お手持ちのテンヤを確認頂ければと思います。
4.確認済みの収納可能なタチウオテンヤ
メーカー | 商品名 |
---|---|
ジャッカル | アンチョビドラゴンテンヤ 30-50号 |
ダイワ | 快適 船タチウオテンヤSS 30-50号 |
ダイワ | 快適 船タチウオテンヤSS 早掛スペシャル 30-50号 |
ダイワ | 快適 船タチウオテンヤSS ダブル 30-50号 |
ヤマシタ | 猛追太刀魚テンヤ船 30-50号 |
※1 Fishing Hoursが独自で調べた結果です。多少、中トレーや両隣のテンヤとの干渉が発生するものも有りますので、あくまで参考として下さい。
※2 上記に無い、収容可能なタチウオテンヤの情報、お待ちしております!!情報お持ちの方は、こちらから、是非に連絡下さいませ。
5.価格
5-1.メーカー販売価格
1,800円(税込み 1,980円)
5-2.市場価格
税込み 1,400円台~ ※2020年9月現在
6.紹介動画
7.まとめ
今回、実際に購入してレビューをしてみた結果ですが、よく考えられた作りになっていて、非常に満足度の高いケースでした。これから先、タチウオテンヤを楽しむのであれば、購入して損は無いと思います。というより、継続して楽しまれる方は、是非購入した方が良いと思います!!
【メリット】
・とても綺麗に収納できる。
・殆どの船用のタチウオテンヤに対応できる。
【デメリット】
・少々高価である。タチウオテンヤが2~3個購入できそう。。。
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